ぱちもん.shop

経理:昨日もまた、XSOnamaeからたくさん請求書が届いてましたが。

社長:そう、おそらく我が社設立以来最大のヒット作「pachimon.shop」をゲットしました。

広報:わかりやすいですね。イメージが湧いてきました。

開発:どういうコンセプトでしょうか?

基盤:よく売れ残ってましたね。

営業:それ、売れますかね?

社長:いや、当社の倫理からして、転売が目的ということはありません。うちの自社製品の産直売り場にしようと思っているのです。

営業:(ため息)

経理:ではこの「pachimonotaro.com」というのは何ですか?

佐藤:それはね、ヒトとして、もののあはれをしれば自然に出てきてしまうもの、抑えることができないものなのです。かの本居宣長も、さかのぼれば紀貫之から、そう言ってますから。

開発:別の言い方をすると、オヤジギャグのことですね。

「日本語OS」をやめた日

OSで使用する言語を英語に変更しました。

英語、というよりはASCIIです。一つにはソフトウェアを開発する際にファイル名やら日付やらメッセージやらにASCII以外が混じっていると、扱いにくい、邪魔臭いためでした。

特に不愉快だったGoogleDrive の「マイドライブ」が「My Drive」になって非常に気分が良いです(笑)

また一般ユーザの立場からみても、Windowsなどが「日本語化」されていることがそれほどのメリットとは感じていませんでした。もともとが英語の概念で作られた機能の名前を、不自然に日本語化してわかりにくかったり、不統一だったりして、使いにくいことも多いです。特にWindows と Mac での日本語の違い。Operaの日本語も少し独自です。

もともとコンピュータのコマンドやメッセージやマニュアルが英語でしかなかった時代に育ったせいかも知れません。

昔、コンピュータやネットワークは非日常的でちょっとシャレた世界でしたから、お仕事臭い日本語が入ってくるのに違和感を覚えたという面もあります。メールの Subject が「件名」と称されるようになった時には、不快感に近い違和感を持ったものです。

もちろん、長い文章だと日本語のほうが良いですが、短くて定型的なコマンド、メニュー、メッセージ、(生成される)ファイル名、その他カタカナで表現される容れ物に入れるのは、やはり英語のほうが良いと思います。

いったん英語のサラ地に戻ってから、本当に必要な部分を日本語にすれば良いかなと思っています。まあ、GUIのカレンダーだけは日本語表示のほうが良いと思いますけど。

2020-0516 SatoxITS