経理:アマゾンからSSDが届きました。
社長:結局2.5インチのSATAドライブになったんですね。
基盤:それなんですが、240GBのPCI直挿し基板がかっこいいと思って検討したのですが、どうも売ってる製品の評判が芳しくない。ちゃんと性能が出ないとか。で次に M.2 スロットのを検討したのですが、このレノボ機の30mmスロットに入るものは無いようです。そうこうするうちに、サムスンの2.5インチの500GBが7千円というのを見つけてしまいまして。レノボのドライブ用のベイはポッカリ空いていますし。
開発:2.5を中でプラプラにしとくのは何なんで、3.5ベイのドンガラが必要ですね。
基盤:あのドンガラがすごく嫌だったんですが、なんか可愛いのが売ってたんですよ。これです。これで決心がつきました。
開発:あれ?「土曜日にお届け済み」って、今日は金曜日ですよね。
経理:最近のアマゾンはなんか変ですね。ていうか、なんで曜日しか書いてないんでしょう。そういう一方で、こちらには曜日が書いてない。
社長:日付情報は非常に重要なので、冗長なくらいに表示して欲しいものです。
開発:それで940円もするこのドンガラを買ったと。
基盤:だって、なんだか可愛いじゃ無いですか。ほら。
開発:一回装着しちゃったら見えないのに。
基盤:内面から美しく、です。
基盤:ということで、増設前に記念写真をパシャ。
基盤:されてそれでは再びレノボ君の蓋を開けて、あのドライブのスロットあたりこのこを突っ込みましょう。バコ。ああここがそれのようです。この安っぽいペラペラのプラって埋め草?捨てちゃっていいんですかね。
開発:うーん、それにしては何らかの機能を持ってそうというか。ねじ穴みたいなとか。そもそもこの赤い目印というのは重要な機能だよね。これにそれを納めて元の位置に戻すのでは。
基盤:なるほど。確かにネジ止めすべきみたいなところにこのでっぱりピンがちょうど刺さりそうですね。しかし、こいつふにゃふにゃしているわりには、最後の抵抗みたいな。。。
開発:それって、一方の長辺を納めてからじゃなくて、一方の短辺を確定してからにしてみてはどうだろう。
基盤:ぐいぐいっ。おー、はまりました。ではこれを元に収めると。どっち向き?ああこっちか、この赤い目印はやはり役に立ちますね。それで配線はと、、、信号線のコードと電源線のコードが別れてるんですね。
開発:先客のDVDドライブの配線をみると、SATAの口がここで、電源の口がこれじゃないですかね。
基盤:のようですね。SATAのL字型のジャックって、間違えにくくて良いですね。薄暗がりの老眼でも手探りでなんとか・・・挿さりましたました。で電源はたぶんここで・・・挿さりました。
開発:しかし、外付けのUSBなら何にも考えずにぐさっと刺すだけなのに、やはり内蔵って手間がかかりますね。
基盤:まあそのぶん安くて速いということで。さて、蓋をしめて。ケーブル戻して。電源ON!
基盤:あれ?見えないですね。
開発:まあ、フォーマット済じゃ無いんでしょうね。XPの時代だと、PCの管理から入ってフォーマットしてました。
基盤:これですね。Widowns 10にもあるようです。
基盤:ディスク1とか言う正体不明なやつ。初期化されてません、未割り当てと。
基盤:お前何者だ・・・ ああ、サムスンですね。Samsung SSD 860 EVO 500GB。
基盤:で、こいつを初期化すると。
基盤:GPTって何ですかね?
開発:さあ。デフォルトお勧めに従っとけば良いのでは。
基盤:OKっと。おお、「初期化されていません」が「オンライン」になりましたね。
開発:これを初期化と呼ぶのか… 初期化されている=オンラインなのか… どういう意味で初期化なのかよくわかりませんね。まあ、初期化されてないとオンラインにはならいんでしょうけど。
基盤:では中身をば。
基盤:ボリュームってなんですかねこれ?
開発:パーティションの事じゃ無かったっけ?
基盤:よくわからないけど、お勧め?のシンプルボリュームで。
基盤:ここからウィザードの開始なのか。出てくるの遅すぎでしょう。ウィザードって普通、初めから最後まで世話してくれるやつですよね。
基盤:ボリューム満タンでよろしく。
開発:ここはその昔ならFATにするかどうか迷ったとこですね。今時だとNTFSもデフォでMacとかUnixで読めるのかな。まあWindows内蔵だし迷わずNTFS。
開発:ボリューム名は、これはVM用SSDだ!とわかりやすくしときましょう。
基盤:じゃこれで完了します。ていうか、意味もなく無段階ですね。初めからこのフォームだけ出してくれればいいのに。完了をぷちっ。
基盤:やってるやってる。
基盤:やってるやってる。
開発:できましたね。なんか昔とやり方が変わらない感じだけど、最近はもっとスマートなウィザードとか居ないのかな?
社長:MacOSのディスクユーティリティのようにあって欲しいものです。ウィザードってほどの複雑な作業でも無いし。
基盤:OKですね。
基盤:さてエクスプローラでみてみましょう。。。あれ?Fドライブ、出てこないですね。
開発:うーん。とりあえずリブートしてみましょうかね?
* * *
基盤:かれこれ10分。くるくるしてるだけで立ち上がらないですね。何か壊れましたか?
開発:うーん。とりあえず電源OFF・ONしてみましょうかね?
基盤:ぷち。ぷち。・・・
基盤:立ち上がりました。ではさっそく、エクスプローラで。
開発:おお、出ましたね。めでたしめでたし。
基盤:なんだかんだで1時間がかりでした。
社長:Macなら5分なのにね。
基盤:でも、Macの筐体の開け閉めは半日がかりですよね。その上開けたら最後保証範囲外とか。
開発:それではMacからRemoteDesktopでつないで始めましょうか。
基盤:フィリップス 君の入力をHDMIに切り替えっと。・・・ あれ?シグナルが無いって。MacのHDMIをUSB-Cから出してみますかね。・・・ おかしいな。Macをリブートしてみますか。・・・ あれー、どういうこと?Macにリモートログインできるし元気に動いているのに。RemoveDesktopとの関係ですかね?
開発:うーん。とりあえずフィリップスを電源リセットしてみてはどうでしょう?
基盤:このスイッチ、本当に意味不明なんですよね。さわ、さわっと。立ち上がり遅いし!あ。Mac画面出ました。
開発:モニタ出力が繋がらなくなったらフィリップス君を電源リセット。これ、わが社の鉄則に追加ですね。
基盤:それではようやく、いつものシンプルベンチマーク行きます。
基盤:読み書きとも450MB/秒以上出ますね。スペック通りです。
開発:仮想マシンをSSD to SSD でエクスポートしてみましょう。
基盤:えい。
基盤:実に淡々と375MB/秒でコピーしてます。
開発:ただ気になるのは、読み出し側の旧SSD(Cドライブ)と、書き込み側の新SSD(Fドライブ)のアクティビティの違いですね。単純コピーなので読み書きどっちも375MB/秒ですが、読んでる方(C)のディスクアクティビティが15%程度なのに、書いている方(F)は95%位いってます。
基盤:Flashの読みと書きの違いですかね。それともCがM.2なのに対してFがSATAだからとか。
開発:まあ、一応SSDとしてのフル性能は出てるし、実際にはうちのVMはほぼRAMだけで動作しますから、この性能が気になるのは時々しかやらない起動・停止と、アーカイブする時くらいですけどね。
基盤:まあ、私はそこが気になっているわけですが。
--
2020-0612 SatoxITS