社長:Chromeよりはずっと良かったのですが、Operaにもそろそろ不満が鬱積してまいりました。それでちょっと探したらVivaldiというのが面白そうだなって。
基盤:これからは一生Operaだって、ほんの一月前に。
社長:そうですね。Operaが最高だと思ったのはまずあのリカバリー能力。それとサイドバーブックマークの使いやすさと編集し易さです。ですが、最近リカバリーのお世話になることがあまりなくなりまして。一番嫌気がさしているのは、プライベートウィンドウのあの色使いです。あれはすごく嫌。もう耐えられない。
ブックマークはサイドバーで
社長:それで検索したのですが、Vivaldiというのもサイドバーのブックマークだっていうから、ダウンロードして使ってみたのです。こんな感じ。
良い色は気分を良くする
社長:くーっ、なんていい色でしょうねえ。その上、枠の色をコンテンツに合わせて適当に選んでくれるんですよ(!)。しかもそれが極めて適切な色なんです。
社長:機能的には、わたしがOperaの長所だと思っていたほとんどの美点をVivaldiも備えていることがわかりました。
社長:そのうえ表示方法が良い。たとえば右下に時刻表示がされてて、そこをクリックするとさくっと時計が出るというのがデフォルトというこのセンス。ただの時計じゃなくてアラーム機能付きです。
気の利いたネーミング
社長:機能へのアクセスにしてもそう。コンテクストメニューでタブの「Duplicate」じゃなくて「Clone」ですって。このセンスにも共感します。私があと欲しいのはウィンドウのクローンですが、それもあるのかも知れません。
アクセシビリティ
社長:操作性にしてもそう。拡大縮小がスライドバーでできるって、目からウロコでした。拡大率も常に表示されてる。この点は、マウスホイールで拡大縮小ができなくなってる私の環境の問題ではあいますが、まったくもって素晴らしい。
社長:あ、あれ?Command+ホイールで拡大縮小できますね・・・なんだ、OperaではAllt+ホイールだったんですか。これはまた失礼。なんにしても、たとえばWordとかパワポでできる表示の制御は、ブラウザにもできて欲しいわけです。そういう意味でこれはなるほどと思いました。
遊び心
社長:その上遊び心。この3D変換。実用的な意味があるのかわかりませんが、面白すぎます。潤沢になったコンピュータの能力を楽しく生かしてますね。
タブそしてウィンドウの回復
社長:あれ?でもクローズしたタブを復活する機能が見つからない。Operadではウィンドウの枠部分で右クリックなんだけど… でも、あそこが狭いとやりにくいんだよね・・・
開発:その代わりに右端にゴミ箱がありますね・・・
社長:とりあえず右クリック・・・
社長:そうか、そういうことか。私の考えが浅かった。この考え方が正しい。・・・というか左クリックでも出てくる。背景色だけの違い?
開発:なんかの遊びかも?でその Windows with 3 Tabs ってひょっとして・・・
社長:Restore All でウィンドウごと回復しました。降参です。あ、でも、タブのセットに名前をつけて保管したいんだけど、さてできるかな?Vivaldi君。
遅い時もイライラさせない
社長:これ、リロードすると、進行状況というか、ロードしたリソース数とサイズが表示されるんです。これもいいなー。
開発:初期のブラウザーはそうなってた気はしますけどね。
社長:プログレス情報ってイライラを緩和するのにすごく良いと思うんですよね。終わるのを待つのが楽しくなったり。ネットワーク状況もコンテンツの素性もなんとなくわかるから一石N鳥です。
複雑なものを簡単に見せる
社長:うおー、なんだコリア!
開発:カスタマイズ能力もすごいですが、設定のし易さが素晴らしい。
基盤:画面のソコに歯車がいつもあるって、理念を体現してますね。
社長:設定の「Display ALL」。こういうのが欲しかった。
開発:ブックマークをその
結論
開発:豊富な機能がありつつ、機能へのアクセスが簡単である。考え方が斬新で、なんだか楽しい。昔良かったものもちゃんと残っている。そういう感じですね。
社長:そう、これは実にまったくクリエイティブです。Vivaldiは我が社認定CC金賞候補、社長推薦枠で。
社長:思うのですが、会社設立前から、この使いにくいブラウザ達は何とかならないのか、そのために自社で何かやろうかと考えていたのですが、Operaで80%くらい満足、そしてついにVivaldiで90%以上満足してしまいました。私が欲しかったもの、やりたいと思っていたことは、ほぼVivadoで実現されています。これって、お金払いたいですね。
経理:会社の経費ではちょっと・・・
開発:コードで貢ぐとか。
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2020-0608 SatoxITS