社長:あっしニャー関わり合いのねえこって。の木枯し紋次郎って上州生まれって設定なんですよね。
基盤:3分間待つのだぞ、ってやつですね。じっと我慢の子であった、ってコマーシャル覚えてます。
開発:さーて、なんかいじってみましょうかー!
基盤:それが今、復活したVMを圧縮してアーカイブ中でして。30MB/s くらいでしか進まないので、100GBのバックアップに数十分かかってしまうという。まあ、月曜にディスクが来たら、まずコピーだけして、圧縮・アーカイブは後ほどゆっくりで出来るんですが。
社長:思うに、ファイルの複製なんていちいちアプリ層まで上げないでOS内でやってくれれば、かなり高速化すると思うんですけどね。それとか、片方で読んでて片方で書き換えて使うなら、copy on write 的なカーネル機能を活かすとか。
社長:この波形、故郷の上州で見る山並みに似てます。三山的な。
開発:まあ、zipの処理に律速されてるんでしょうけど、CPUを使い切ってないのは、うまく読み書きとインターリーブされてないんですかね?
基盤:この場合ZIPは全6コアを並列に使ってやってるみたいですね。並列化してるってことは、結構でかい単位でブロック化してるってことですかね。書き込みの波形がキートップの並びのようで面白いです。もしや、マルチフェーズの圧縮でパイプラインとか?
開発:そうですか。確かに圧縮でサイズが1/4になるのは魅力なんだけど、圧縮って重いよね。ただの転送より10倍以上遅い。特に高速化したネットワーク上の転送なら、圧縮しないで送ったほうが速かったり。回線が100MB/sの能力があるのに、PCで必死に25MB/秒に圧縮するのって意味ないよね。
社長:それはちょうど今のプロッサ能力と広域ネットの幅とが鬩ぎ合ってる感じで、どっちにも転びますよね。ネットの性能をモニターして、臨機に最適な圧縮方法・圧縮率を選択できると良いのでしょうけど。可逆圧縮の場合、そういう事ってやられているんでしょうかね?
基盤:まあディスクにしても、4倍というのは同価格のSSDとHDDの容量差に近いですから。HDDには圧縮しないでアーカイブしても良い。すると回復も高速にできる。どうするかは他の条件次第ですね。
開発:まあHyper/Vのチェックポイントを使う場合の賢いアーカイブの方法というのもあるのでしょうね、きっと。
基盤:OneDriveで何かしないですかね。同じ会社の製品なんだし。全般的に、インテリジェントなドライブを目指している感じだし。
社長:まああそこは、横の連携無さそうですしねえ。ネットワークさえつながってなかったりして。
基盤:あ、アーカイブ終わりました。
開発:では、いよいよ。
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2020-0607 SatoxITS