社長:移管拒否について xso からは何も来ないですね。
開発:whois の登録情報が一致しないと移管が却下されるという話もあります。
基盤:xso で確認します… おっと、登録者の連絡先メールアドレスが、既に存在しないメールアドレスになっておりますが!
社長:うーん、登録者と現在の所有者は独立だってことですか…
開発:それが拒否理由ですかね?何にしても、xsoから連絡メールが一つも来ないというのが変。いくらなんでもそんな会社じゃないでしょう。
基盤:では、ドメイン>ドメイン設定>Whois情報設定ドメインの選択>登録者名義変更申請ー情報入力にて、対象ドメインの連絡先メールアドレスを変更します。確認。確定。メールで確認が来たのでクリックして承認。
基盤:再び xso にて、ドメイン詳細に入り、変更の続きを… おっと。
開発:うまくいかない時の理由を一切説明しないという姿勢が一貫してますね。
社長:メールにはこのようにも。
開発:現在の登録者(もしくは管理者)のメールアドレスは既にないです。
基盤:そのアドレスは既に死んでいる。
社長:なるほど、メールアドレスが消える前に手続きをしておかないといけなかったわけですね。実際思いつくところは全部やったんですが、まさかこんなところに…
基盤:スマホの電話番号は生きてるので、こっちで認証してくれるといいんですけどね。
基盤:とりあえず現在の登録情報を全部調べましょう。情報ダウンロード… いかん、whois 情報が含まれてません。一つずつドメイン詳細をひらいて見ないといけないんですかね?で目下問題のドメインは…
基盤:キャンセルして再チャレンジ。
開発:この青い箱には癒やされますね。
基盤:で、登録者情報の変更。
基盤:「登録者名義変更申請前に管理担当者情報を変更」が必要だった模様。では管理担当者情報を変更…
開発:めでたし。
基盤:再び登録者名義変更申請。ていうか、なんでいちいちドメインの選択状態まで戻るんですかね?変更して確認、確定。登録者と管理者にメールが来ました。まあ同じアドレスですけど。クリックして承認。
開発:客のアクションに対してございましたらっていうか?
社長:丁寧語のかかりうけは難しいですね。
基盤:メールが来ました。11:00。
開発:いましばらくってどのくらいですかね。
基盤:10分経過。スパコンを回しているか、カードパンチャー打ち込み中か。
社長:まあでも、他社への移管をガン無視してるというようは話ではなくて、良かったです。昼食に行きますか。
基盤:あ、メールアドレスの確認来ました。11:15。
社長:では whois にて再度 Transfer 始動。11:28。きょうはそば屋で。
* * *
基盤:xso から拒否理由メールが来てましたね。12:00。
開発:そういえば、プライバシープロテクションがかかってると移管出来ないという話が。
社長:では、設定を解除。ぽちっと。
基盤:おっと、一瞬で whois に全開になりましたw
開発:これには処理時間がかからないようですね。スパコンで処理したとか?
社長:あとは、whois が移管の申請をリトライしてくれるのか、どのくらいの間隔なのか、ということですかね。
* * *
開発:トランスファーの発注が 11:28、xso での移管拒否完了ログが 11:56、xso からの不承認通知が 12:00、whois からの断念通知が 13:38。
基盤:リトライはしてくれないみたいですね。トランスファーがキャンセルされて終了。で、その分は返金されるというか、whois にプールされる模様。
社長:ああ、これですね。
基盤:他のキャンセルの分も積まれてます。
経理:これって、円が高い時に積んでおくとよいかもですね。あ、この My Billing の Add Funds です。
開発:うーむ、こういうシステムは初めて見ました。こういうのって普通の業態では難しいように思うんですが。
社長:我々は、試してみて良かったら買う、気に入らなかったらキャンセルして返金というシステムがしっくりくるので、これは正しいあり方だと思いますね。アマゾン AWS もフリーでお試しとかでなくて、こういうふうにやればよいのに…
社長:さてそれではこれをぷちっと。
基盤: このノリ、xso のページのパクリですかね(笑)
開発:上のタイムラインによれば、30分後には移管の可否が xso から来ると思われます。
社長:それにしても、こうやって複数のメールボックスを並行して監視するのに、もし Mac の Mail が無かったら大変面倒なことでした。
基盤:おっと xso からメールが… と思ったらいつものSPAMでした。
経理:.work が無料ってキャンペーンですが、いつも1円じゃなかったでしたっけ?
開発:20年契約で20円ならすごいのにね。
基盤:おっと、xso から移管の承認要求メールが来ました。
社長:一も二もなく「承認する」。ぷち、ぷち。
開発:めでたし。
基盤:おっと、whois の情報が切り替わりました。と思ったら xso からトランスファー完了のお知らせが。
開発:whois.com (まぎらわしいw)の方ではまだトランスファー処理中になってますが。
基盤:結果としては、ドメイン名のトランスファーは、約45分で終わりましたね。以下、時系列。
- --:-- xso で「whois情報公開代行」を外す(一瞬でwhois DBに反映)
- 14:44 xso で発行したAuthCodeを使い whois.com にて移管を発注
- (30分)
- 15:14 xso から承認要求メールが来て速攻クリック承認
- (10分)
- 15:27 whois DBに反映された
- 15:28 xso から完了通知が来た
- --:-- whois.com 側ではまだ管理可能になっていない
基盤:xso の移管状況ログの時間はどうも前倒しみたいでよくわかりませんが。
開発:こちらの移管請求に対する反応に30分かかっているのは、拒否の場合の時間が同じだったことを考えると、意図的に挿入されている遅延である可能性が高いですかね。あと、30秒間隔でのwhois DBの観測はこのようになりました。
経理:なるほど、もともとこちらが抑えている期限が、1年延長されたという形ですね(ほっ)
開発:そういう意味では、延長する予定のあるドメイン名についてはいつ移管しても構わないと。
基盤:管理のインターフェイスは圧倒的に whois.com が楽なので、長期的に保有するものはあちらで管理したいですね。購入については xso のほうが安いことも多い。というか、1円だったり(笑)。ドメイン購入所としての意義はあるかと思います。ただ、ともかくあの管理UIが重くて、しかもキメラ。さらにSPAM。
社長:まあもう一社くらい体験調査しても良いかなとは思いますけどね。
開発:xso のシステムがあんまりなので、いっそうちでもレジストラとか考えましたが、whois.com のシステムは十分に納得できるもので、あれでいいかなと感じています。
経理:そういえば昨日 whois.com で作って速攻削除した WordPress サーバですが、お金は返って来ないようですね。Pay Back可能と書いてないようです。
社長:がっくり。やはりサーバはアマゾンに限る。
開発:やっぱりメールでの認証というのが現状の世の中の大勢だというのも感じましたね。旧態とは言えIT業界の中枢でこれですから、電子証明書での認証ですっきりするのは、まだまだ先の話かなと。
-- 2020-0709 SatoxITS