経理:こんなメールが来ました。
経理:そんなに限度額を低くしてるんですか?
社長:んなこたあない。
基盤:だいたい、今月 AWS から300ドルなんていう請求が来るはずがありません。3.00ドルならわかります。それにこのメール、いつもの .00 もついてないし、非常におかしい。
経理:きちんと電子署名されたメールですから、釣りとか冗談ではないと思いますが。
開発:この銀行、お買い物のアマゾンは通ってますよね。あれって日本国内での送金なんですかね?
経理:JPYになってます。
開発:あそうか。日本のアマゾンだし円で買い物してますね。
経理:円以外で払う場合の限度額とかの設定では無いですか?
社長:そんな設定あったかな?
開発:これ、ライトセールの料金ですよね。払わないと止められちゃいます。
社長:それは非常にまずい。今やライトセールは我社の生命線ですから。
基盤:ライトセールのコンソールにこのような悲しい事を書かれてます。
経理:コンソールのページのリンクから払えますね。
基盤:幸いまだ、ライトセールは止められてはいません。とてもにこやかです。
開発:Gmail なんて金払いが間に合わなかったら瞬時に止められましたよね。恐ろしい。
社長:まずは限度額の設定ですが… どうやるんだろう?おお、この機能検索は素晴らしい。やっぱりこのウェブサイト、よく出来てますね。… うーん、円以外での限度額設定があるようには見えないですね…
社長:うーん、メールをもう一度確認。ああ、このリンク先で設定しろと。おや?「海外ショッピング、限度額0円」になってる、これですかね?かちゃかちゃ、ぷち。これでどうでしょう?
経理:では「確認して支払う」をぽちっ。「支払いを完了する」をぽちっと。
社長:おっと、メールが来ましたね。
基盤:AWSのコンソールではこのように。
開発:めでたし。
経理:銀行からのメールです。
開発:これがそれになったと。
経理:ただいまの時刻、1ドル107.52円です。
基盤:3.07 * 107.52 ... 330.0864 円のはず。
開発:なんで9円多いんでしょう?さっきより円が下がった?
経理:引き落としがされたのが 10:17 でしたが、その時点でも 107.52 よりは高かったと思われます。
開発:うーむ、いつの時点のレートなのやら。あるいは何か手数料が?
基盤:総額の約3%なので、カード手数料っぽいですけど、それってこっちに盛られるわけ?
経理:要確認です。
社長:いやあ、でもとりあえず一件落着といいますか。私的には「限度額」の謎が解けてスッキリしました。USD 3.07 のはずが USD 307 と表示されてましたが、メールの後半にこのようにあります。
基盤:いったいどうやったらそういう画期的にヘマなシステムが実現できるんでしょうね??
経理:限度額だけの問題ではなくて、$3.07 は払えませんでした、限度額を上げたら、339.00円引き落としました、っていう展開は、わかるけど不連続に感じます。
基盤:「元の請求は $3.07 」であったことの明示と、それがなぜ 「引き落とし339.00 円」になったのかの説明が必要ですね。
社長:限度額の件もですね。「海外ショッピングの」利用限度額にかかったとか。でも実はUSD 300と誤認識されて、それが日本円に換算されて、限度額にかかった可能性も無くはないかなと思います。
経理:そういえば昨日、水道代の請求書が来たんですが、コンビニ払い用の請求書ですから、バーコードをスマホの PayB でぴってやって終了です。そういう意味でも、やはり PayB にも対応しているあっちの銀行が当社のメインバンクにふさわしいと思います。
社長:当社にふさわしい銀行(笑)それはともかく、アマゾンAWSがドルでっていうところにも問題の一端があると思いました。
-- 2020-0703 SatoxITS