基盤:ダッシュボードでこういうのが出ました。
基盤:編集状態のウィンドウではこういう状態になっています。
開発:同じようなエラーが、XSOで http と https を切り替えた時に出ましたね。ぞっとしました。
基盤:タブを複製しても出ます。ところが、新規にウィンドウを作って同じアドレスにアクセスすると、このように問題なく表示ができるわけです。
開発:Cookieの違いですかね。ウィンドウ毎に別のものを持っているんでしょうか??
基盤:それで、各ウィンドウでクッキーを見ると、このような違いがあります。
基盤:Cookieを覗いてみると、一つは wp-admin のセッション情報で、これを削除すると当然ログアウト状態になりました。面白いのは、それによって他のウィンドウのCookieも更新されたのです。
基盤:でこの状態でリロードをすると、エラーを表示していた画面が回復しました。
基盤:この状況から考えると、問題は2つ。一つは、WordPress が不適切なエラーメッセージを返している。特にedit.php においては、単に必要な Cookie が無いことが異常の根源だと思うのですが「PHPがー、MySQL がー」異常だと、人を恐怖に陥れるデマのような返答をしてくる。index.php にしてもそうです。要は Cookie が腐ってるということでは無いかと思いますが、その可能性について検討も言及もしていない。
基盤:もう一つの問題はVivaldi側。Cookieの更新やタイムアウトをウィンドウ間でシェアするところに不具合があるようにも思われます。まあ、エンドユーザ側のフロントエンドはあらぬ嫌疑をかぶる被害者であることは多いですが。
社長:放送側の問題であっても、映らんといってテレビ受像機がガンガン叩かれてたり。
開発:システムからのメッセージというのは非常に重要ですね。特にエラーメッセージは。
基盤:XSOの「失敗しました。」は傑作でしたが。
社長:そこのところが、有史以来ないがしろにされている感がずっとするのです。正常系は作るけど、異常系の手当に力が入れられていない。もっとも、想定外の異常は正常の場合よりはるかに広いでしょうからわからなくもないのですが。
開発:我々的にはログを見ればなんとかなる、ならまだ良いのですが、ログすらちゃんと提供しないシステムやツールは多いですからね。
社長:まあ、プログラムを書く時に異常処理を書き始めるとごちゃごちゃ膨らんでしまって嫌だというのはあるんですが、あのあたりを自動化して、しかもエンドユーザにわかるレベルのエラーメッセージを生成できたら、すごいことだと思いますね。
-- 2020-0703 SatoxITS