基盤:実はこの4月下旬に Ubuntu 20.04 LTS が出てました。Hyper/Vで新しくUbuntuをインストールしようとしたら、これがリストに出て来て気付きました。
社長:なんということでしょう。4月からずっと18.04 LTSでやって来たわが社は、世間から1ヶ月以上遅れていたのですね。
開発:まああの頃からテレビも全くつけてないですしね。クラウドのVM用に提供されているのはみんな 18.04 でしたし。
基盤:NHKのニュースになるほどのネタでも無いですし。Windowsくらいじゃないですか。
経理:そういえば、インータネットで見れるテレビ、あんまり安くも無いですね。保留してます。
広報:20.04とは、2020年4月設立の当社にとって、縁起の良い版ですね。
社長:それでは 20.04 で出直しましょう。社名も ITS more 20.04 LTS に変更しちゃおうかな。いやいっそ、LTS Co., Ltd. とか。。
開発:当社よりLong Life かもですね(笑)
基盤:早速Hyper/Vにインストールしてみました。こんな感じです。
基盤:まず、右クリックのコンテクストメニューの一番下にターミナルが無いのにびっくりしました。CLIとか使わないユーザ向けにシフトしたのかなと思ったのですが、よくみると「Open in Terminal」と出ています。
基盤:「in」てどう言う意味?と思ってクリックすると、なんとデスクトップをカレントディレクトリにしたターミナルが開くんです。これは徹底していて、一般にフォルダアイコンを右クリックして「Open in Terminal」を選ぶと、そのフォルダをカレントディレクトリにしたターミナルが開くんです。
社長:うーむ。これはありがたいです。WindowsでもMacでもコンテクストメニューをカスタマイズすればできるんだと思いますが、デフォルトでそうなってるというのが素晴らしい。CLIユーザに優しいUbuntuならではの発想ですかね。
社長:ところでその、メニューバーのど真ん中にある日付表示、これはずっと私がMacのそこに居て欲しいと言っていたものです。
社長:しかも、クリックすると、ぱっとカレンダーが開いてくれる。これも私の要望通りです。
社長:これをMacでもやりたいですね。
基盤:メニューバーには、このようにキーボード選択のタブがあって、これも素晴らしいと思ったのですが。
基盤:Japaneseを選択すると、あなたのキーボードはこのような配列ですよね、と言ってくるのです。
基盤:この、keyboard layout というアプリを開いて、キーを押すとその部分がハイライトするというすぐれものです。ただし。非常にイミフなのがこの「|」の位置です。
基盤:全体をみると、106キーボードの¥と|のある位置には、でっかいBackspaceキーが覆ってしまっているのです。
基盤:Ubuntu18で、どうもデスクトップからは「|」のキーが入らないなと思ってたところ、これが原因だったんですね。こんなキーボード配置ってありましたっけ?記憶にあるようなないような。なんにしてもJapaneseキーボードを選ぶとこれがでちゃうっていかがなもんでしょうね?しかも、キーボードの一覧にはマイナーな配列が列挙してあるのに、、、まあVMでやってる事が何か影響している可能性もなくは無いと思いますが。
社長:OSの表示言語は英語で構わないというか、英語のほうが助かることも多いのですが、キーボードだけはいけません。実際とマップが異なるだけなら知らず、そもそもそのキーの存在が知られていないとは。
基盤:おそらく、というかもちろん、日本語版のリリースをインストールすればこういうことはないでしょうし、何かをconfigurationすれば解決するのだとは思うのですが、スッピンの状態がこれはいけないなーと思いました。
社長:でも、これまでUbuntuのデスクトップにはリモートログインしかしなかったですが、これならちょっと使ってみたいという気持ちになるような進化をしてますね。
基盤:そうかもしれません。あ、それでHyper/Vお仕着せの Ubuntu 20.04 VMの構成では、/dev/sda1 root に12GB割り当て、7GB使用済み、となっています。これは16GBにして、あとはユーザ系は別のディスクに分けるという方針で、行きます。
社長:そうして下さい。
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2020-0612 SatoxITS